大学卒業という称号が、必ずしも有利になるというわけではない時代になった証でもあるのですが、4年間大学で勉強した人でも派遣会社で働いているのは、少々日本の経済は大丈夫なんだろうかって心配になります。
しかし派遣会社のシステムが悪いわけじゃなくて、今の若い子たちに派遣会社というのは水があっているんでしょうね。
一般的に派遣が1つの会社に勤務するのは、3か月から長くて1年と言われています。
その後は契約更新でどの程度勤務するか決まるのですが、派遣された会社が派遣社員をいつでも切り捨てられるのと同じで、派遣社員もすぐに会社を見限ることができるので、個人主義とも言われている今の若い子にはかなりメリットがあるんでしょう。
派遣社員の場合は、契約にのっとった範囲での業務が通常業務になりますから、定時に帰宅することができるというメリットもあって、仕事とプライベートをきちんと分けたい人には人気が高いのです。
しかも派遣の場合は「いつでも辞めることができる」って意識も強いので、人間関係に悩むことも少ないので、派遣社員というのは今や大学卒業をした人の中でもきちんとした就職先になりつつあるのです。